Dr.OHKADO's Blog

. 雑感

6月になりました.開業して1ヶ月,クリニックもようやく最初のレセプトの時期を迎えました.レセプトは最初は非常に大変だとは聞いていましたが,まだ数が少ないこと,電子カルテにしたこと,スタッフたちが皆優秀で!経験者であることなどにより,思いのほかスムーズに進んでいます.
 クリニックに訪れる患者さんたちの中には,いわゆる「不定愁訴」的な症状を訴える人たちも多く見受けられます.こういう人たちは.いろいろな医院や病院をかかっていろいろと検査を受けるのですが,結局どうもないと言われ,途方にくれていることがあります.
 検査は必要であれば止むを得ませんが,ただそれで必ず診断がつくとは限りません.ですから検査で異常がないこと=病気ではない,ということにはならないわけです.問題はそこからです.
 彼らのことばから読み取れるのは,ではいったい自分はどういう状態なのか,どうすればよいのか,という今後の方針なり考えを,かかった医師から,はっきり聞かせてもらえなかったということが大半です.医師も万能ではありませんから,わからないことも多いのは当然ですが,それなればそれで,現時点ではどういう状態が考えられるのか,今後どのようにしていけばよいのか,例えばより精密検査の出来る施設に紹介するのか,それともまず経過を見るのか,などなど,はっきりと話すことが大切と思われます.中には,いろいろと訴えても,受診してさんざん話をしたら治ってしまったというようなケースもあるでしょう.でもそれはそれでよいと思います.
 開業して自分の専門外のみならずいろいろな患者さんを診させてもらっていると,そんなことを考えてしまいます.
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Dr.Ohkado

Author:Dr.Ohkado
神戸市中央区新神戸駅ちかく,神戸芸術センタービル内医療モールにある循環器科を主とする開業医です。
徒然なるままに,日々考えていることをエッセイとして書き綴っていきます.
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