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円熟の境地

2018.12.15(17:22)

  今年もあとわずか,いよいよ平成最後の年末を迎えようとしています.

  例によってこの時期は昨年にも増して超多忙な毎日となっており,待ち時間が長くなりがちですが,スタッフ共々良質な診療に日々腐心しています.

  先月末にはサックス仲間たちと少し早い忘年会があり,二次会で訪ねた三宮の有名なジャズレストラン,SONE(ソネ)でひとときのライブを楽しみました.
  この日の出演は知る人ぞ知る関西出身のアルトサックス奏者,古谷充さんでした.

  サックス歴50年,齢80を超えて今なお現役で活躍されている古谷さんの,超ベテランプレーヤーらしい立ち居振る舞いと,年輪を重ねることによってしか出せない円熟味と時には哀愁さえ感じさせる音色はいつも耳に心地よく,そして心に染み入ります.しかも,時には途中で楽器を置いてその渋い声でボーカルまでこなしてしまうから驚きです.

  若手奏者のような派手さはもちろんなく,街中を歩いていたらただのジイさんでしょうが,いざ舞台に立った時のプロフェッショナルとしての姿はいぶし銀という言葉がピッタリで,本当にカッコいいと思います.

  我が国は世界に先駆けて人生100年時代といわれる超高齢化社会を迎え,長い老後をどう支えるかということが社会保障政策の喫緊の課題となっています.
  書店を見ても,最近は老後の生き方に関連する書籍が所狭しと並べられており,人々の関心の高さをうかがせます.

 古谷さんのような生き方を誰しもが真似できるわけではないにせよ,何歳になっても自分の好きなことを続けることが出来,かつそれが人々を幸せにするもの,喜ばれるものであれば,これほど豊かな老後はないのではないかと思います.

 わたしも今年とうとう還暦,否応なしに自分の老後に関心を持たざるを得ない年齢となりました.
 
 来年はいよいよ元号が改まり,私も人生の後半戦に入ります.好きなこの仕事を少しでも長く続けられること,そして趣味や旅行をいつまでも楽しく続けることができれば,それち過ぎたる喜びはありません.

huruya



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